2018/01/09

コペンハーゲン②

人々はフレンドリーでナイス。レストランのウェイターが割と気さくに話しかけてくる。不機嫌な人を見かけない。人種的には、意外に多様な印象。白人がほとんどだが、金髪碧眼色白のスカンディナヴィアンばかりでもないようだ。

料理は意外に(?)とても美味しい。
最初に入ったのはDelle Valleというカフェ。ビュッフェが楽しい。フレスケスタイや白身魚のフライがなかなか美味。あとジャガイモのグラタンみたいな料理がすごく美味かった。

夕食はSkipper Kroen。ニシンをヨーロッパで初めて食べたが、肉がプリプリでとても美味しい。日本で食べたニシンとは全く違う触感が新鮮だった。
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メインはサーモンのクリームスープ煮。何で味付けしているのかよくわからないが、独特の味わいが素晴らしい。
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2日目の昼はNytrovで大鮃という聞き慣れない魚のソテーを頂く。ガーリックバターがとろけて美味しい。
夕食はKobenhavner Cafeenで本格的なフレスケスタイを。Delle Valleのもうまかったが、とは言えやはり作り置き。レストランのものは全然違う。皮はカリッカリで肉はジューシー。ビールによく合う。

レストランでいつも困るのがチップ。帰国後にデンマーク出身の知人に聞いたところによると払う習慣はないとのことだが、まれに期待されているようなプレッシャーを感じたのは、きっとあからさまに旅行者だったからだろう。

噂に違わぬ自転車大国。子供や荷物を前に乗せられる三輪車が便利そうだ。大通りには基本的に自転車専用レーンがあるし、スーパーに無料電動空気入れを置いているところもあった。電動自転車などというものはあまり乗らないらしい。坂がほとんどないので必要性を感じないのかもしれない。

公共施設では、不正をはたらく人の存在をかなり小さく見積もっている気がする。コペンハーゲンカードには有効期限を自分で記入することになっているが、バスの運転手もミュージアムの受付も、ほとんど記載を見ていない。

Christianiaは、どこか懐かしい(ハタチ前の、トレスポを観て退廃的なムードに浸っていた頃の気分を思い起こさせる)エリア。マリファナ?の独特の匂いが漂ってくる。しかしここに暮らすヒッピー達は、年取ったらどうするんだろう。心身ともに若くないと、あの街には住めない気がするが。

若者が左翼的平等思想に傾きがちなのは(自分もそうだったが)、きっとお金の大切さを知らないからなんだろう、などと考える。家族ができると広い家に住みたくなるし、子どもができれば教育費も気になり、冠婚葬祭にも金がかかるようになる。上質な物にはそれなりの奥深さがあるし、そうした嗜みを全く知らないのも恥ずかしく思えてくる。そういうことが、若い頃は全然分からなかった。
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2018/01/09

コペンハーゲン

週末を利用してコペンハーゲンに行ってみた。いわゆる北欧は初めてである。

街並はドイツと似ていて、イギリスともフランスとも違う。のっぺりとした壁の建物。宙吊りにされた電灯。Nyhavnの港のカラフルな屋並みは、ハンブルクに似ているのだろうか。レンガ造りの美しい建物も多く残されており、近代的な建物は、一部の大型公共施設以外にはほとんど見当たらない。

1月の夜明けは遅いが、美しい。8時過ぎてもまだ薄暗く、9時近くでようやく明るくなる。

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公共のスペースは、概して期待したほどクリーンではない(南欧ほど汚くはないが、ドイツと変わらない程度)。路上にはゴミなども落ちているし(特に日曜の朝のNyhavn辺りは、割れたビール瓶や飲みかけのビールカップが散乱していた。まあ、外国から来た旅行者が汚しているのだろうけど)、スーパーの中も薄汚れている。

物乞いやホームレスの姿を結構見かけた。冬のコペンハーゲンで暖かい家に住めないのは本当に身にこたえそうだ。福祉国家の恩恵も全ての人を救えるわけではない現実があるようだ。

物価は高い。野菜もロンドンよりは高いし、水は常温なら2DKK(40円くらい)だが、冷えてるのは300ml程度で11DKK(200円)もした。スーパーで、である。Espresso Houseというカフェで食べた菓子パンとコーヒーの朝食が、55DKK(約1,000円)。
グローバルブランドの店が意外に少なかった。スタバとマック、7-11は見かけたが、数は少ない。他方で上記のEspresso Houseと、このジュースバーとよく見かけた。そんなつもりは全くないのだろうけど、この髪型はどうしてもトランプ大統領を想起させる。

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Rosenborg離宮を訪問。兵隊の行進のようなものに遭遇。

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建物はこじんまりとしていて、威容を見せつけるような感じはしない。中の装飾品は、ディテールに凝った精密なデザインと、アジアンテイストを積極的に取り入れたものがかなり多いのが印象的だった。もちろんその延長線上に、ロイヤルコペンハーゲンがある。

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しかし、このアジアのオマージュは現代には持ち越されなかったようだ。デザインミュージアムで見られるモダンデザインに、アジアンテイストを感じさせるものはほぼ皆無と言ってよい。Art Nouveauの頃には影響があったようだが、印象派絵画のような新しい地平を感じさせるようなものはあまり見つけられなかった。

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2014/07/19

モネの睡蓮

パリのオランジュリー美術館には、4枚のモネの睡蓮が四方を楕円形に囲む部屋が、二つある。

睡蓮の前に座ってぼーっと眺めていると、その風景の中に没入し、美しい水辺に佇んでいるかのような幻想を体験できる。水に浮かぶ睡蓮、水面に映る陽光や雲や木々の緑、そして水底で揺らぐ水草という、三つの次元が重なりあった情景は、穏やかで美しく、どこか懐かしい。その立体的で鮮明な感覚は、写真や録画映像では決して得られないし、夢とうつつの狭間のような幻影には、実際に池のほとりに座るのとは違った心地よさがある。

印象派は、写実主義から離れて被写体を敢えて抽象化して描くことによって、むしろよりヴィヴィッドで豊かな情景表現を可能にした最初の流派なのだと思うが、モネの睡蓮ほどにその技法の特長が遺憾なく活かされた絵画は他に見たことがない。

86年の生涯を通じて印象派の技法にこだわった偉人による晩年の遺作からは、一瞬の閃きではなく、蓄積された営為の先でしか到達できない境地のようなものが感じられた。

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撮影禁止なので、写真はWikipediaから



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2014/06/19

スコットランドの森と古城

風景が美しい国と言って思い浮かぶ国(地域)の一つ、スコットランド。緑の森と草原が続く大地と、その中に佇む古城がどこまでも美しい。

滞在中はご多分に漏れず曇りか雨が多かった。南仏やイタリアの海岸などを訪れて雨に降られるとだいぶ残念な気分になるが、スコットランドは雨の日も、否、雨の日こそ美しい。

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ドライブしていて、手付かずの自然以外に目に入るのは、ひたすら牧草地とそこで生きる羊や牛。畑はほとんど見られない。

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B&Bで出てくる朝食はいわゆるイングリッシュ・ブレックファーストで、ベーコンやソーセージなどの肉とパンが中心。あと豆とマッシュルーム。野菜はトマトだけ。

改めて、イギリス人は野菜を食わないんだろうかと思って調べてみると、一人あたり年間野菜消費量(2009年)は89kgと、対象64カ国の平均(? 132kg)を大幅に下回る(HelgiLibrary)。しかし欧州の農業大国フランスも93kgと大して変わらないのは意外。ちなみに日本は102kgで、やはり全体を下回っている。

その少ない消費量でもイギリスの野菜自給率は6割弱。やはり土壌が野菜の栽培にはあまり適していないのだろうか。ちなみに小麦の増産で全体の食料自給率は急回復したことが有名


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2014/06/02

ケニア旅行③:マサイマラで会える動物たち~その二

ディクディク/ Dik Dik
大きな瞳がかわいい。たいてい、茂みの中に隠れている。逃げる時にディクディク鳴くのだとか。
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トムソンガゼル/ Thomson's Gazelle
チータの次に足が速い動物で、軽やかに草原を疾走する姿はとても美しい。草を食む間、尻尾を左右にフリフリしている。通り過ぎるサファリカーをつぶらな瞳でじっと見つめて目で追ってくるのも、愛らしい。
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トピ/ Topi
足の配色からblue jeans yellow soxとも呼ばれる。目がとてもよく、岩に乗って遠くをよく見ている。
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ヌー/ Wildbeest/ Gnu
大群は今はセレンゲティの方に移動しているはずだが、マサイマラでも千頭以上はいそうな群れに出くわした。「ヌーヌー」鳴くからヌー。
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ブチハイエナ/ Spot Hyena
ヌーの群れの中をうろつき、時々追い払われながら執拗に子供のヌーを狙ってた。このしつこさがなんともハイエナらしい。
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セグロジャッカル/ Black-backed Jackal
ハイエナ同様、死肉をあさったり他の動物が狩った獲物を奪ったりする。
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↓動物の死骸にハイエナ、ジャッカル、コンドルが続々と群がり、取り合いをしている。
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ライオン/ Lion
2日目の夕方にようやく出会えた。産まれて1~2ヶ月くらいの赤ちゃんライオンたちがかわいい。昼間は基本的にゴロゴロ寝ている。
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この群れを率いているのはおそらくまだタテガミが生えそろってない若いオス。ひどいかっこうで寝てます。。
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別の場所で見つけたオス。足が傷だらけ。群れを追い出されたか、乗っ取りに失敗したのだろうか。。
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こちらは立派なオス。風格充分。
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